原理:
ダイアフラムポンプの特性を利用して粘度管理をしています。
ダイアフラムポンプは液体粘度が高くなると、脈動数が減少。
液体粘度が低くなると、脈動数が増加する特性を持っています。
粘度管理のフロー
上記図 A
1.ターゲット最適粘度のインクを循環。
2.粘度コントローラーのダイヤフラムポンプの脈動を検出し、カップ秒数に換算され数字が
ディスプレイカウンターの Viscosity値に表示
上記図中 A の Viscosity値 15.5
Set 値 15.5
上記図 B
3.印刷・コーティング作業中に、粘度が 0.1 カップ秒上昇
4.上記図中 B の Viscosity値 15.6
Set値 15.5
上記図 C
5.溶剤が投入される (1回から数回)
6.上記図中 C の Viscosity値 15.5
Set値 15.5
となり、ターゲット最適粘度 15.5 カップ秒数となる。
上記 A → B → C → A を繰り返してターゲット最適粘度を維持します。